万が一、SNSが炎上してしまった場合、どのようなことを気を付ければよいでしょうか?今回、炎上時に対応すべきことについて、述べたいと思います。謝罪文を画像やPDFにしない謝罪文を画像やPDFにすることで、検索にヒットしないので炎上の拡大を防げるのではないかと思うかもしれませんが、「この企業は炎上を隠そうとしている」と捉えられ、かえって炎上がひどくなったり、企業イメージが下落してしまう可能性があります。謝罪文は、テキスト文で投稿することを推奨します。炎上の原因となったコメントや投稿を削除しない炎上が起きると、その発端となった投稿やコメントを慌てて削除してしまいがちですが、これはあまり意味がありません。多くのユーザが既にスクリーンショットなどで画像保存している可能性が高く、コピーが出回ってしまいます。そのため、削除をすることで、"隠ぺいした”と思われてしまい、更に炎上を拡大してしまうかもしれません。削除をしてなかったことにするのではなく、投稿やコメントは残しておき、謝罪文の投稿を行うようにしましょう。炎上が鎮火するまでSNSの投稿は控える炎上をすぐに鎮火させることは難しいため、企業は、時が経ち人々の記憶が薄れることを待つのが得策です。そのため、炎上が完全に鎮火するまで、SNSへの投稿は控えましょう。どれくらいの期間で鎮火されるのかは、炎上の度合いによって様々であり、早くて1か月の企業もあれば、3年間かかった、場合によっては閉鎖をせざるを得なかったケースもあります。定期的にエゴサーチをして、状況をチェックし、完全に鎮火されたのかを見極めましょう。炎上後の対応により、更に炎上を招いてしまうケースも珍しくありません。炎上後の適切な対応により、企業イメージを落とさずに、鎮火後に復活することも可能です。是非上記のポイントを心がけてください。