企業がどんなに慎重にSNSを運用していたとしても、100%炎上を防ぐことは難しいです。ですが、可能な限り炎上をしないように予防することは非常に重要なので、今回は炎上を予防するための「さしすせそ」をご紹介します。「さ」災害・差別台風や洪水などの自然災害が発生した直後は、SNSの投稿を避けましょう。通常通り投稿をすると「不謹慎」「無神経」などと思われてしまうリスクがあります。また、お見舞い投稿をしたとしても、「偽善的」と思われるなど、どんな投稿をしてもネガティブな反応をされてしまう可能性があります。また、大きな災害が起きた日や戦争に関連する日の投稿も、炎上危険日です。特に、以下の日は投稿を控えましょう。1月17日、3月11日、8月6日、8月9日、8月15日「し」思想・宗教ビジネスシーンでの会話でも同様ですが、思想・宗教に関する投稿で、もしも閲覧されたユーザの宗教に対し、マイナスイメージを持つような言葉を発してしまった場合、相手の価値観や生き方を否定してしまうリスクがあるので、できれば避けましょう。「す」スポーツスポーツは熱狂的なファンが多く、「熱狂的なアンチ」も存在します。もしスポンサーをしているチームや選手を応援するような投稿をする場合、そのチームや選手のアンチが炎上を引き起こしてしまうことへのリンクに注意をしましょう。「せ」セクシャル勿論、みだらな投稿はすべきではなく、炎上リスクが高いことは明らかかと思いますが、最近では、LGBTをはじめとする性的マイノリティに関するトピックやジェンダーに関するテーマへの投稿は、炎上するリスクがありますので、企業の公式SNSでは避けて投稿するのが懸命です。「そ」操作ミス例えば、SNSアカウントの担当者が個人のアカウントで投稿をしようと思った内容を、誤って企業SNSのアカウントで投稿をしてしまい炎上をしてしまったケースなどがあります。こういったミスを防ぐには、「SNSに投稿するデバイスを分ける」「投稿が終わったらログアウトをする」などルールを徹底することが重要です。SNS投稿におけるトピックや投稿日、投稿方法など、炎上の予防策「さしすせそ」を述べました。是非、企業SNSの運用において、これらの予防策を実践し出来る限り炎上の予防ができれば幸いです。